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田貫湖畔に佇む富士山ビューのレイクサイドホテル「休暇村富士」の宿泊記です。
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休暇村は”自然にときめくリゾート”をコンセプトに日本を代表する国定公園・国立公園に展開をしているお宿です。他のホテルと違い、自然を活かした素晴らしい宿が人気を博しています。連休はもちろん予約がなかなか取れない宿として有名です。すぐに予約で一杯となります。今回は本館の宿泊となります。朝の散歩で様子を見に行きましたコテージの紹介も後ほどします。
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まずは本館客室から。洋室の部屋と和室の部屋があります。今回は和室のお部屋での宿泊です。
全客室から見える田貫湖と富士山のコラボレーションは今でも忘れられないほどの感動モノでした。
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こちらが館内図となります。引用(RakutenTravel)
客室に大小がありますが、左側の小さい方が洋室となり全部で40部屋あります。一方2階以上の右側の大きい方の客室が和室となります。加えて、富士山と田貫湖の中心が和室の方にあり田貫湖からの富士山を一直線に見やすいのは和室の方です。洋室で図の左の方になってしまうと木々が田貫湖に被ってきます。この時点で和室のほうが圧倒的に強いです。さらに、和室は一階部分がないため自動的に2階以上が確定します。景色は必然的に上になるほど良くなりますので和室がおすすめです。
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洋室と和室の差がこちらです。横に広がっている奥の方が和室で手前が洋室です。
私は今回運良く4階のお部屋となりました。
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お部屋の方は昔からある休暇村の雰囲気からして少し古めかなと思っていましたが、予想に反し数年前にリニューアルしているようです。さらに畳は悪くなってきたら交換しているのか私が宿泊した時はかなり新しかったです。リニューアルとは言ってもデザインは昔ながら感はあります。他の休暇村は宿によっては大きなリニューアルをして綺麗になっている所もあります。休暇村富士では昔ながらの雰囲気を残しつつ、細かな部分ですがリニューアルをしています。
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2脚の椅子もリニューアルをして新しく導入されたもので、頭の部分まで背もたれがついており、ゆったりと景色を見れます。
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テレビは小さめです。
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奥には加湿空気清浄機もあります。その横には冷蔵庫があります。一般的な宿にあるものです。
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こちらの宿では富士山の恵み水という雪解け水や湧き水を仕様しています。
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水汲み場もありますが、全客室の蛇口からも富士山の天然水が出てきます。こちらは各お部屋の蛇口の近くに天然水仕様の札がありました。一度飲水用に殺菌はしているので安心です。富士山の天然水が飲み放題というのはとても素晴らしいです。
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こちらが客室の鍵です。他の旅館に多い固く取り回しがしにくいものが多いですがこちらはベルトのような素材でできています。休暇村共通のものだと思われます。ポケットに入れても違和感なく使えました。加えて客室の鍵が珍しく2つ渡されました。家族で別の場所へ行く時など、1本によくある鍵の貸し借りがなくなりこれはとても便利でした。2本っていいなと思いました。
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次はお部屋からの雄大な眺めです。部屋の窓は横開きでしっかりと開きます。
富士山の綺麗な朝焼けを見れるのは貴重で快晴の日でないと難しい中、宿泊をした日の朝は夏にもかかわらず天気の良い日が続いていた時で運良く美しい富士山を見ることができました。この写真は朝4時過ぎに早起きをして撮影をしました。ちょうど笠雲が出ていました。
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その後少し明るくなってきました。
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この日はダイヤモンド富士のピーク少し前で少し横からですが綺麗なダイヤモンド富士を見ることができました。下にある宿泊者以外も立ち寄れる展望デッキには例年沢山のカメラマンが集結します。しかしこの景色を見れるのは宿泊者の特権です。展望デッキでは富士山の全貌は見れませんが宿の上の階では全貌が見れます。さらに湖面に反射する姿も見れます。

ちなみに夜になると...
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このような富士山と星空のコラボ夜景が見れます。この夜景は本当に忘れられないです。富士山の奥が明るくなっていますがあれは東京などの都心部の明かりです。田貫湖周辺は街明かりが少なく満点の星空を見ることができます。(カメラで明るさを上げているので実際は少し明るく感じる程度です)
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部屋からの景色だけでなく、宿を出てすぐ近くの駐車場に行くと宿の明かりからも離れてとても綺麗な星空を見ることができました。
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こちらの宿は基本夕食の際にお部屋の布団をセットしてもらえます。そこで驚いたのがこちらのメッセージと折花です。このサービスはとても嬉しかったです。メッセージにもあるように翌朝の富士山が綺麗に見れるかは天気次第です。折り紙の花も上手に折ってあり癒やされました。
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休暇村富士の自慢の一つでもある富士山ビューの天然温泉です。
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朝風呂に行ったところ、一人も利用者がいなかったため一枚撮らせていただきました。夜は真っ暗ですので富士山が見える朝風呂がおすすめです。お湯に浸かりながら富士山を見れるというのは憧れでした。
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こちらの温泉は田貫湖温泉という休暇村富士が掘削して発見した源泉を利用しております。
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掘削時も環境に優しい工事を心がけたそうです。こちらの樽もその一つです。the温泉といった雰囲気を出しているので良いです。
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続いては休暇村富士の周辺を散策してみましょう。
宿入り口とは別に湖畔へと行ける出入り口があります。
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出てしばらくすると建物全体が見えます。ベランダもしっかりとしているので窓から出ようと思えばベランダに出られます。ただ、ベランダは出入りを簡単にできる窓設計ではないので窓を乗り越える必要があります。基本的に部屋の中から楽しみましょう。
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こちらは先程の出入り口から少し歩いて宿から湖畔の展望デッキへと向かう専用の階段です。
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階段を降りしばらく歩くと展望デッキに到着します。
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早朝に展望デッキへ行ってみたところ圧巻の景色でした。風が少ない朝は富士山が田貫湖畔に逆さ富士が映り、静かな朝の風景を眺めることができます。
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ベンチもあり、ゆったりと田貫湖越しの富士山を眺めることができます。
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デッキを超えた先には湖畔を一周するハイキングコースがあります。途中には杉並木もあります。
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しばらく歩くとホテルと湖畔を一望できるところに来ます。
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反対岸にはキャンプ場が見えます。
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さらに反対側を見ると富士山が頂上から裾のまで全体を一望できます。
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反対岸のキャンプ場は広々としており最高のロケーションでキャンプ場を楽しめます。
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続いて、休暇村富士もう一つの宿泊施設 コテージの紹介です。
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本館とコテージの位置関係です。食事プランや入浴の場合は予想以上に離れている道を行き来する必要があります。
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大通りを超えるとコテージに続く道には明かりが膝の高さにあるので拠り所はあります。しかし周りが真っ暗ですのでその点がデメリットです。
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コテージには宿泊者のみ入場できるゲートがあります。
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コテージは一棟貸しのため別荘感覚で楽しめます。複数人のグループでの利用もおすすめです。ロフト付きですので大人数でも利用できます。
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景色は棟によっては富士山が見えますが完全に本館が良いです。ここでは田貫湖を一切感じることができません。
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しかし、雄大な自然を感じながらゆったり家族で過ごす面では優れています。
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コテージには通常とバリアフリー対応コテージの二種類があります。それによってコテージのお風呂の有無が変わります。コテージの設備はホテルまでお問い合わせ下さい。
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今回は富士山と田貫湖畔ビューが完璧すぎる休暇村富士を紹介しました。サービスはもちろん立地も完璧で、湖畔と富士山を独り占めできてしまうこちらの宿 おすすめです。休日はもちろん平日も予約が取りにくく、一番の予約は電話予約のため、キャンセル待ちのネット予約のほうが良いかもしれません。